【書誌情報】
・原案ありの くろき 文まめそら 絵くぼた ひろこ
・A4変形判(260 ㎜×210㎜)
・上製本
・32頁 オールカラー
・本体1,600円+税
・ISBN978-4-910849-02-7 C8793

――いつも きがつけば、ぼくは
ぶんぼうぐやの まえにいて
かえりみちが わからなくなる。

ぶんぼうぐやと タクシーの
おじさんのおかげで
いろんなばしょに たどりつくんだけど、
そこは……。

阪神・淡路大震災をきっかけに生まれた「防災100年えほんプロジェクト」で選ばれた原案が、『おやつきかんしゃ』(あかね書房)や「ほぼ日手帳」のカバーイラストなどで人気のイラストレーター・くぼたひろこさんによって、読む人を不思議な世界へ誘う絵本になりました。

3年生の少年ダイスケを主人公にしたストーリーで描かれるのは、被災後、日常を取り戻すための家族の再生の物語。

どうして少年はさまよっているのか。
はたして、かえりみちとはどこなのか。

子どもと一緒に、「いのち」や「防災」について語り合っていただきたい一冊です。

帯つきは、こんな感じ

魅力的で少しセンシティブでもある原案を、重くならずに表現してくださったのは、動物や風景など独特の世界観を持つイラストで人気のイラストレーター・くぼたひろこさん。
くぼたさんのファンにとっては、描かれる人物表現も魅力のひとつです。

【読んだ方の感想より】
●「ぼうさいがたいせつということが、よくわかった」(9歳・男の子)
●「震災の被害にあった地域や、復興などでがんばっているひとたちに届くといいなと思った」(40代・女性)
●「忘れていくこと、でも、いつも思いは心にあること。いろいろ考えさせられて、泣いてしまった」(50代・女性)
●「震災による悲しみを 時間をかけて乗り越えていく、少年と 家族の再生の物語。」――竹下景子さん(俳優・「子ども本の森 神戸」名誉館長)

今回の作品は、阪神・淡路大震災をきっかけに誕生した「防災100年えほんプロジェクト」の第5弾。
小さな子どもたちには少し難しいかもしれませんが、大人の方と一緒にストーリーの意味を考えながら、「防災」や「いのち」について語り合うきっかけにしていただければと思います。
すべてひらがなですので、ひとりで読むなら小学低学年から読んでいただけます。

よろしければ、ぜひ感想をお聞かせください。

【著者情報】
原案 ありの くろき
大阪府在住。大阪市主催の人権啓発をテーマとする市民劇団に参加したことがきっかけで自ら戯曲を書きはじめる。大阪市が公募した演劇ストーリー募集に、別名義で3度佳作入選。自身が主宰する演劇ユニット「オフィス・イースト・クラン」では、作・演出を担当。

文 まめそら
ライター、出版社勤務を経て、子どもの本の制作に携わる。

絵 くぼた ひろこ
1971年生まれ。セツモードセミナー、MJ イラストレーションズ卒業。2022 年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。これまで手掛けてきた仕事に、絵本『おやつきかんしゃ』(あかね書房)、『相談の森』(燃え殻・著/ネコノス)の装画と挿絵、ミュージックビデオのイラストレーション、「ほぼ日手帳」のカバーイラストレーションなどがある。

「こぐまたちのうみのいちにち」表紙帯なし(サクマユウコさく/つむぐ舎)


【書誌情報】
・さく=サクマユウコ
・B5変形判(185㎜×182㎜)
・上製本
・34頁 オールカラー
・本体1,700円+税
・ISBN978-4-910849-01-0

いつもは森であそんでいる こぐまたち。
今日は、バスにのって おでかけです。
こぐまたちの 目の前に ひろがるのは――

はじめてのすなはま、はじめてのなみ、はじめてのいそあそび。
たくさんのはじめてをかかえて、こぐまたちの夏はすぎていきます。

――そんな愛らしい絵本を描いたのは、アフタヌーンティー・ティールームのパッケージイラストや、横浜の動物園ポスターなどの野生動物の絵が人気の絵描き/イラストレーター・サクマユウコさん。

リズミカルで心地よい文章が、読み聞かせにもピッタリ。
子どもはワクワクと、大人は懐かしく、やさしい気分で読んでいただける、子どもとのはじめての海のおでかけや、一緒に過ごす夏が楽しくなる絵本です。

「こぐまたちのうみのいちにち」表紙書影帯あり(サクマユウコさく/つむぐ舎)
海に入っているように見える帯がカワイイ!

小さな子どもたちは、どうして水あそびが好きなんでしょう。
ベランダのプールや、園でのプールあそびのよろこびように、「今年は海にはじめておでかけしてみる?」といった会話を交わす保護者の方も多いのではないでしょうか。

そんなはじめての海あそびを盛り上げるのにピッタリの絵本が、『こぐまたちのうみのいちにち』。
愛らしいこぐまたちが海をたのしむ様子は、まるで子どもたちとおんなじ!
お出かけ前にワクワクと子どもたちといっしょに読んでもらったり、
読むことで海におでかけした気分を楽しんでいただけます。

愛らしいこぐまたちの絵本やお話はたくさんあるけれど、『こぐまたちのうみのいちにち』で描かれるのは、わたしたちの日常のなかで、「動物たちといっしょにあそべたらな」というサクマユウコさんの子どもの頃のファンタジー。
いっしょにバスにのって、動物たちとおでかけし、海でおよいだり、砂遊びしたり。

野生動物に魅せられて、擬人化されすぎない動物を描いて人気のサクマさんが描く「ありそうでない夏の一日」に、きっと子どもたちも夢中になるでしょう。
現実世界では、こういうことは起こらないことも触れていただきながら、子どもとの夏の一日を楽しんでいただければと思います。

子どもの頃の楽しい夏の日の記憶は
いつまでも心に残り続けて、
未来を生きていく強さになる。

【著者情報】サクマユウコ
神奈川県在住。絵描き/イラストレーター。主な作品に、アフタヌーンティー・ティールームのこぐまたちのパッケージイラストや、よこはまのどうぶつえん(ズーラシア、野毛山動物園、金沢動物園)のポスター、『春・夏・秋・冬どうぶつえん』(東洋館出版社)の挿絵などがある。夜の動物を描いた「よこはま夜の動物園2019」広告(公益財団法人横浜市緑の協会)で、読者が選ぶ東京新聞広告賞部門賞受賞。その他CDジャケットの絵やデザインなども手掛けている。本作がはじめての絵本となる。

明治製菓「きのこの山」「たけのこの里」パッケージキャラクターを手掛けたイラストレーターで、絵本作家でもある山口マサル氏の魅力がつまったイラストレーションブック。

特別綴じ込みの「へんてこマシン」集や、後ろから読む読み切りマンガなど、氏が紡ぎ出す不思議カワイイ独特の世界をこだわりの造本でぎゅっと一冊にまとめました!

中には、タレントで文筆家である高見恭子さんの寄稿文も掲載。子どもの頃のようなワクワクいっぱい、いろんな面白さが詰まった駄菓子屋さんのような一冊です。

10人の老博士たちが繰り広げる、ちょっと不思議でクスッと笑える
シチュエーションの数々。子どもたちは絵本のように、大人はキュートな
イラストレーションブックとして楽しめます。
特別綴じ込みの「助手と博士のへんてこマシン」ページより。
後ろから読む「読み切りマンガ絵本」ページも、
レトロな懐かしさがいっぱいです!

【書誌情報】
・作=山口マサル
・四六変形判(128㎜×178㎜)
・上製本(スリーブ付き)
・168頁 オールカラー
・定価2,530円(本体2,300円+税)
・ISBN978-4-910849-00-3

【著者情報】
1942年東京都生まれ。イラストレーター・絵本作家。明治製菓「きのこの山」「たけのこの里」パッケージイラストレーションとテレビCMを手掛ける。数々の広告イラストレーションを担当したのち、児童書・雑誌・書籍のイラストレーターとして幅広く活躍。絵本に『だんごのすけにんじゅつしゅぎょう』(フレーベル館)、『わくわくなぞなぞ大冒険』(成美堂出版)、組み木の立体作品を使った『かたちのなかになにがある』(フレーベル館)などがある。TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)会員。